設定するの面倒くさそう。
それより早く使いたいよ~!
たしかに設定項目は沢山あるからね。
でも、難しいことはないよ。
おすすめ設定方法を教えるから心配しないで。
このページでわかること
- NordVPNアプリのおすすめ初期設定方法
NordVPNの申し込みを済ませたら、ワクワク感から一刻も早くどんなものか使い始めたくなっちゃいますよね。でもそこは、はやる気持ちをぐっと抑えて、必要な設定を最初に済ませておくことがおすすめです。
初期設定はどうしておくのが最適か?
自分の場合を例に、推奨のおすすめ最適設定を教えておきますね。
自分がNordVPNを使用する一番の目的は、ジオブロックを突破して日本の動画サービスとか利用できるようになること。あなたも同じような目的でVPNに興味があるとしたら、自分と同じ設定にしておくことをおすすめします(設定はいつでも変更可能)。
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まずは一番良く使用するデバイスにアプリをインストールしよう
NordVPNは次のデバイスで使用することが出来ます。
プラットフォーム | ガジェット |
Mac Linux Android iOS | WindowsKindle Raspberry Pi Meta Quest 2 | Chromebook
ブラウザ | ゲーム機 |
Firefox Edge | ChromeXbox NintendoSwitch | PlayStation
テレビ | ルーター |
Chromecastd7dafb Android TV | Fire TV Stick
凄い数の種類ですよね。NordVPNはこのうち10個のデバイスを、同時に接続することが出来ます。自分の場合は、Windows/Androidユーザーです(マックユーザーやゲーマーではないです)。なので最終的には、次の合計3つのデバイスにNordVPNをインストールしました。
- Windowsパソコン 1台
- Androidsスマホ 2台
自分の場合、自宅のパソコンで動画視聴することが多いので、まずは主要デバイスとなるWindowsパソコンにNordVPNアプリ(ソフトウェア)をインストール実施しました。
NordVPNのインストール方法はこちらを参考にしてみてください。画像付きで分かりやすく解説しています。
日本語化して楽々と初期設定作業
NordVPNって外国の製品でしょ・・
英語だったら設定なんて出来ないよぉ。
NordVPNは完全日本語化出来るから安心していいよ。
しかも一発で簡単に日本語化出来るからね。
インストールしたNordVPNアプリがすでに日本語バージョンだった人はいいけど、英語バージョンだった人は、まず最初にアプリの日本語化を済ませておくことをおすすめします。最初に日本語化しておけば、ここから先の初期設定や今後NordVPNを使用する際も、楽々です。
Windows向けNordVPNアプリを日本語化するには、アプリの左下に表示されている設定マーク(Settings)をクリックしてください。言語(Language)のところの「English」を「日本語」に変更してあげれば、日本語化は完了。簡単ですよね。
これで、初期設定を進めていきます。
NordVPN全体の日本語化については、NordVPN日本語化計画でさらに詳しく解説しています。
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一番よく使うデバイスの初期設定を済ます
いよいよ初期設定の開始だね。
本当に僕にも出来るのかなぁ。
教える通りに設定しておけば大丈夫。
実際の画面を使って教えるからね。
自分は自宅のWindowsパソコンで動画視聴することが多いので、まずは、さきほどダウンロードしておいたWindowsパソコン用NordVPNアプリ(ソフトウェア)の初期設定から進めていくことにしました。
VPNの使用目的がセキュリティのためというよりも(もちろんそれもあるけど)、日本の動画を視聴するためという人は、自分と同じように設定しておけば、ひとまずオッケーですよ。
NordVPNアプリの左下にある設定ボタンを押すと(さきほど日本語設定した際にご紹介したボタン)、主要な設定を進めていくことが出来ます。それでは、いってみましょう。
一般設定
1. Windows起動時にアプリを起動
オンを推奨
常時VPN接続でパソコンを使っていきたいなら、ここはONにしておくのが良いです。NordVPNアプリのアイコンをクリックして立ち上げる手間が省けて便利です。
2. システムトレイに最小化した状態で起動
オンを推奨
アプリ画面をモニターに表示させなくても、モニターの下部のシステムトレイに最小化して起動くれています。なので、システムトレイ内のアイコンをクリックすれば、接続のON/OFF等の簡単な操作は出来てしまいます。そこそこ便利なので、推奨します。
3. VPN接続状態の通知を表示する
オフを推奨
自分は最初はONにしておいたけど、かなり鬱陶しいのでOFFに変更しました。
「#番サーバーに接続しました」「#番サーバーと接続が切れました」といった情報がポップアップウィンドウでモニター画面右下に表示されるのですが、実際のON/OFFよりも、かなり遅れてから表示される。
実際ほとんど役に立たないと言うか、かえって今接続されているのか、いないのかがわからなくなって混乱した。個人的には、おすすめしない機能。レスポンス時間が改善されれば、利用価値は出てくるとは思うけど。
4. Windowsコンテキストメニューにメッシュネットワークファイル共有オプションを表示する
オフを推奨
表示させる意味を感じないので不要です。メッシュネットワークの役割については後述します。
5. 外観
特にこだわりがなければ、システムを推奨
外観設定では、アプリ背景の色をダーク(黒)にするかライト(白)にするかを選べます。
スマホの基本設定でダークモードをオンにしていれば、NordVPNアプリもダークモード表示。スマホの基本設定でモードをオンにしていなければ、NordVPNアプリはライトモード表示。スマホの基本設定は忘れちゃったけど、自分好みのモードがある人は、ライト/ダークのどちらかを指定して選んでくださいね。
6. 言語
日本語を選択
普通は日本人なら日本語が便利かな。もちろんあなたが現在滞在中の国の言語でもオッケー。
7. 改善にご協力ください
オフを推奨
ちょっと非協力的かな?でも、自分はオフです。
8. 診断
放置(触らない)
「診断を開始」を押す必要はなし。
9. バックグラウンドプロセスを許可
オンを推奨
アプリ閉じた後もNordVPN実行させるためには、ONにしておく。あとで説明するKill Switch機能を有効にさせるためや、NordVPNアプリのアップデートをすぐに反映させたりするためにはONにしておく必要あり。
接続設定
1. VPNプロトコル
自動(推奨)のままにしておく
「プロトコル」なんて言葉聞くだけで、もう降参・・
そうだよね。でも難しいことは考えなくても大丈夫。
自動に設定しておけば、あとは勝手にやってくれるよ。
プロトコル(protocol)とは、「手順」や「規約」という意味のこと。VPNプロトコルは、VPN通信を行う際のルール/手順/規格/決まり事のことなんです。なんとな~くでも意味の感じがわかりましたかね。
NordVPNのVPNプロトコルの個別選択肢としては、NordLynx/OpenVPN(TCP)/OpenVPN(UDP)の3種類があります。自動に設定しておけば、これらの中から最適なプロトコルを選んでくれるから 、そうしておくのが一番楽なのでおすすめです。
それぞれのプロトコルの違いを簡単に説明しておきますね。
NordLynxは、NordVPNが開発した独自の接続プロトコルで、Wireguardの技術をベースに設計されています。Wireguardは接続速度が速いのが特徴だけど、安全面で若干の不安がある。NordLynxは、Wireguardのセキュリティン面での弱点をカバーしつつ、Wireguardの強みである高速性を継承したプロトコルです。NordLynxは全てのOSで利用可能です。
OpenVPN(TCP/UDP)は、Wireguardよりも古くからあるプロトコルです。長く使われている分だけ、信頼性が高いという見方もできます。
同じOpenVPNで、TCPとUDPとの違いは何なの?と思いますよね。簡単に説明すると、TCPの方がUDPより信頼性は高いけど、その分速度は犠牲にしている。UDPの方は逆に、信頼性よりも速度重視の技術です。実質使用面においては、これら3つプロトコル技術どれも、十分高速かつ、十分な安全性はあると言っていいと思います。
VPNプロトコルを自動にしなかった場合の注意点を1つ挙げておくと、複数のデバイスでNordVPNを利用している場合、1つのVPN接続先に対して、1つのプロトコルしか繋げない、という制限があります。例えば、パソコンとスマホで同時に「666番日本サーバー」に繋ごうとした場合、パソコンとスマホの両方で同じVPNプロトコルを選べないという意味。なので、パソコンはNordLynx、スマホはOpenVPN(TCP)というように分けて選んでおかないとだめ。自動選択に設定しておけば、そんな心配は無用です。
2.&3. 自動接続
2. 「Wi-Fiネットワーク上」「イーサネット」「モバイルネットワーク上」の3つにチェック(スマホの場合は「すべてのネットワーク」を選択)
3. カスタム 標準的なVPN / Japan / 最速のサーバー
自分の場合は、インターネット接続がWi-Fiだろうが、LAN回線だろうが、モバイル通信だろうが関係なく、全てのインターネット通信において、自動的にVPNサーバーに接続させたいからこのように選択。そして、接続先は、難読化サーバー等ではなくて、あくまでも標準的な日本設置のVPNサーバーに繋ぎたいという設定です。
もしも、VPN接続は手動で行いたいという人は、3つのチェックを全て外して、「常にしない」にしておけば大丈夫です。
なお自動接続で「カスタム」ではなく、「最速サーバー(クイック接続)」を選ぶと、あなたに一番近い場所に設置してあるVPNサーバーに繋がってしまいますからね(米国に住んでいる人は米国のVPNサーバー)。
4. 信頼できるWi-Fiネットワーク
何のための設定だか分かりづらいですよね。自分が使用しているWi-Fiネットワークを信頼できるWi-Fiネットワークとして指定してしまうと、VPNが使えなくなってしまいますので、間違えないように注意が必要。
どういうことかと言うと、そもそもVPNはセキュリティ向上のために使用するという側面があります。だから街中の無料Wi-Fiみたいに信頼性が低いネットワークを使用する際は、VPNサーバーを使用することで、無料Wi-Fiの危険性を回避する。逆に、信頼できるWi-FiネットワークだったらVPNを使わなくても大丈夫だよね。そういう考え方です。
現在のWi-Fiネットワークに、あなたの現在繋いでいるWi-Fiネットワーク名が表示されていると思います。そこで「このネットワークを信頼する」ボタンを押しちゃうと、あなたが現在使っているWi-Fiを、信頼できるWi-Fiネットワーク(VPNを使わないネットワーク)に登録してしまうことになりますので、注意してくださいね。なので、ここでは一番下に、「信頼できるネットワークがありません」と表示されている状態でかまわないわけです。
5. アプリを終了してもVPNへ接続
毎回確認を推奨
毎回確認/接続維持/接続解除の三択の中から、「毎回確認」を選んでおきます。
毎回確認を選んでおくと、NordVPNアプリを終了する際に、接続を継続しますか/切断しますか?という確認ポップアップウィンドウが現れます。毎回確認にしておかない場合は、自動的に接続維持か接続解除の、どちらか選んだ方が実行されます。
6. カスタムDNSを使用
オフを推奨
NordVPNのDNSサーバーのアドレスは、103.86.96.100と103.86.99.100を使用しています。何らかの事情で、これら以外のDNSを使用する必要がある際は、個別にDNSをアドレスを入力できます。自分はそのような事態に陥ったことはないので、オフにしています。
7. LAN上で非表示のままにする
オフを推奨
通常の使用上ではどちらでも問題はない。もしLAN上で自分の存在を消したいときには、オンにする(非表示にする)。ただし、オンにするとルーター設定時にルーター設定画面が開けなくなる事態に陥ることがあるようので、その点は注意してくださいね。
8. VPNに接続中にリモートアクセスを許可する
オフを推奨
自分のPCを遠隔のPCアプリからリモート操作することはないのでOFFにしている。リモートアクセスする必要性がもし生じたら、その際にONにすればよい。
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Kill Switch設定
1. &2.インターネットのKill Switch
1. オンを推奨
2.「予期せず切断された場合、インターネット接続を無効にする」を選択
Kill Switchというのは、VPN接続が何らかの理由で切断されたときに、インターネット接続自体を切るという機能のこと。VPNを特にセキュリティ目的で使用している場合に、VPN接続が切れたらネット接続の安全性にも問題が生じるので、ネット接続自体を切っちゃいましょうという考え方。
設定で、もう一方の「VPN接続を手動で切断したとき、または接続が突然切れたときにインターネットアクセスを無効にする」を選ぶと、自分で意図的にVPNを切断した場合でも、ネット接続が無効になってしまうので注意。
2. アプリのKill Switch
オフを推奨
例えば、VPN接続が切れた場合に、グーグルクロムの接続を強制終了させる、なんてときに使える。ただし、自分で故意にVPNオフにした場合とか、サーバー変更が自動実行された場合でも、選択したアプリの接続が強制終了になってしまうので、注意が必要。自分はそのような事態は避けたいので、オフにしている。もし必要ならば、オンにして接続強制終了させたいアプリを指定して追加リストに加えるようにしてくださいね。
スプリットトンネリング設定
最初は「オフ」でかまわない
オフの設定しておけばいいの?
最初はとりあえずオフでいいよ。
必要になったらいつでも変更出来るからね。
自分もそうしたよ。
特定のアプリだけVPN接続にしないとか、逆に特定のアプリのみVPN接続にする、といった設定がここで出来るんです。この機能は助かります。
最初はオフでかまわないとしたのは、使う人が必要によって設定が異なってくる場合があるからなんですよね。この機能は、必要に応じてアプリを付け足していけばいいだけの話。
自分の場合も、最初はオフにしていたけど、メーラーとして使用しているThunderbirdはVPN接続から外したいなと思うようになりました。そこで、設定をスプリットトンネリングをONにして、「選択したアプリのVPNに無効にする」を選択。選択されたアプリの箇所でThunderbirdを「アプリの追加」でリストに加えました。自分の場合は以上です。人によって、きっと色々なパターンがありますよね。
アプリを追加したいときに、一覧表にアプリが表示されない場合があります。その場合は、追加したいアプリを起動させてください。それから一覧を再度表示させると、追加アプリが一覧に表示されるはずです。
プロフィール設定
このページで仮になにか設定が生じるとしたら、多要素認証ぐらいです。
多要素認証
VPN使用の主要目的がセキュリティ強化の人は、多要素認証を設定して、さらにセキュリティを強化してください。
多要素認証の設定ボタンをクリックすると、アカウント設定ページにジャンプします。そこで、認証システムアプリの設定やセキュリティーキーの設定ができます。
ちなみに、自分は多要素認証は設定していません。
脅威対策の設定
画面左側の丸印をクリックすると、脅威対策設定画面に行けます。
1. Webプロテクション オフ(OFF)
2. ファイルの保護 オン(ON)
3. 虚弱性を検出 オン(ON)
自分は、このように設定しています。最初は全てONにしていました。ところが、ネットバンキングを利用しようとした際に、Webプロテクションをオンにしていると、ネットバンキングのログオンのためのポップアップウインドウが表示されなかったりと、色々と不都合が生じました。なので、オフに変更しました。VPN使用用途がセキュリティ面を第一としているなら、全てオンにしたほうがいいでしょうね。
メッシュネットワークの設定
画面左側の丸印をクリックすると、メッシュネットワーク設定画面に行けます。
最初は「オフ」でよい
メッシュネットワークをONにすると、NordVPNをインストールしたデバイス間を、独自のVPNで繋ぐことが出来ます。デバイスは、自分が保有するパソコンはもちろん、親族や知人、仕事関係の人のパソコンでもメッシュネットワーク上に加えられます。
メッシュネットワークを利用すると、「外出先のノートパソコンから自宅にあるデスクトップパソコンのファイルにアクセスする」、「海外にいる自分のパソコンから日本の実家の両親のパソコンにアクセスする」、また、「海外から日本のパソコン経由でネットにアクセスする」、このようなことが可能になります。
自分は現時点で必要性がないのでOFFにしていますが、将来的にはメッシュネットワークを最大限に活用してみたいとも思っています。
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パソコン版NordVPNの初期設定が済んだら、次の記事を読んで、実際に使用してみよう!
その他のデバイスにもアプリをダウンロード&初期設定
メインで使用するデバイスの設定が終わったら、次はそれ以外のデバイスにもNordVPNアプリをダウンロードして、同様に初期設定を済ませてください。
NordVPNアプリのダウンロードは、NordVPN販売ページ、NordVPNログインアカウント画面などから行えます。またスマホの場合は、AndroidはGoogleplayストアから、iPhoneはApple storeからダウンロードも可能です。
スマホ版の初期設定は、パソコン版に比べたら若干シンプルです。
ですので、上記のパソコン用NordVPNアプリの設定を一度済ませておけば、すんなり設定出来ますよ。
Androidの設定画面
最後に
NordVPNアプリは、このページで紹介したような設定にしておけばひとまず大丈夫。あとは必要に応じて、変更点があればその都度変更を加えていく感じでいいと思います。
自分の場合は、日本国内の動画視聴するたのジオブロック突破を目的にVPNを利用しています。なので、セキュリティは必要以上に強化はしていません。
でも、VPNをセキュリティ強化を目的に利用する人は、セキュリティ面での設定が自分の場合とは少し異なってくる箇所も出てくるかもしれません。注意点はそれくらいだと思いますので、あとはNordVPNを活用して、快適なネットライフを楽しんでくださいね。
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