いよいよ楽しみにしていたExpressVPNの使用。すぐにでも使い始めたいけど、まず最初に初期設定を済ませて、それから快適にExpressVPNを使うのがおすすめですね。初期設定も決して難しいことはありません。ただ、見慣れない用語もあるし、設定でどちらを選んだら方が良いのか分からないところもあるので、このページの設定を参考にしてくださいね。
ExpressVPN公式ページでも設定チュートリアルページはあるのですが、英語バージョンのアプリを前提に説明がしてあります。当サイトのページでは、日本語化したExpressVPNアプリをベースに説明しているので、より分かりやすいかと思いますよ。
日本語で初期設定出来れば、楽ちんそうだね!
ExpressVPNの初期設定はけっして難しいわけではないけど、日本語ならより簡単に設定を済ますことが出来るからね。日本語画面のスクショ付きで解説していくよ。
このページでわかること
- ExpressVPN ダウンロード方法
- ExpressVPN 日本語化の方法
- Windows版ExpressVPN 初期設定方法
- Android版ExpressVPN 初期設定方法
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まずは必要なデバイスにExpressVPNアプリをダウンロード
ExpressVPNの契約を済ませたら、最初にすることがExpressVPNアプリをダウンロードですね。まずは、ExpressVPNのマイホームページをみてください。仮にこのページが英語状態だったら、右上のEnglishを日本語に変更してあげれば、サインインページ(マイページホーム)の言語が日本語に変わります。
そして、ページ右側のデバイスの設定のところに、ダウンロード出来る全てデバイス名が載っています。ここであなたがダウンロードしたいデバイス名をクリックしてください。
ExpressVPNは、Windows、Mac、Android、iPhone、Fire TV、Apple TV、スマートテレビ等などに対応。ルーターに直接設定して使用することも出来ます。自分の場合は、まずはWindows10用のExpressVPNアプリを使用したかったので、Windowsをクリック。
そうするとこの画面が現れます。右側にWindows版ExpressVPN(Windows10/11版)とあるので、それをクリックしてダウンロードします。
「WEB パスワード忘れでお困りではありませんか?」というポップアップウィンドウが現れますが、この段階では、無視して×印クリックでOKです。
インストールされた「expressvpn_windows_12.71.0.2_release.exe」をクリックすれば、アプリのインストールが開始します(12.71.0.2の部分はバージョンによって変わってきます)。
インストール中(数分程度時間掛かります)
アクティベーションコードを入力してください。
続いて、インストール 起動時に自動起動するか聞いてきます。自分の場合は、OK。
インストール ExpressVPNの改善に協力するか聞いてきます。自分の場合は、いいえ
これでExpressVPNアプリのインストール作業は完了です。
初期設定の前にExpressVPNアプリを日本語化しよう
もしアプリが英語だったら、初期設定作業を進める前にアプリの日本語化をしておくと、設定作業もよりスムーズです。日本語化は一発で簡単に出来てしまいます。
アプリ左上の三本線をクリックして、Options画面を開き、一番右側のタブのOtherのLanguageで日本語(Japanese)を選んであげるだけです。これでアプリが完全日本語化されます。このステップを完了させたら、日本語環境でアプリ初期設定を進めていきましょう。
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初期設定を順番にわかりやすく解説(Windows編)
それでは初期設定を進めていきましょう!
初期設定をするためのオプション設定画面は、アプリ左上の三本線をクリックして、オプションを選ぶと開けます。オプションタブが7つ見えますよね。
左側から順に説明していきます。一般タブはチェックを付けるところがたくさんありますが、以下のおすすめ設定にしておけば大丈夫。ひとまず問題なくExpressVPNが使えます。
一般
起動
ON推奨
VPNを常時利用する場合、ここにチェックを付けておけば、アプリを毎回起動させる手間が省けて良いですよ。
ON推奨
ExpressVPNアプリを開いて画面に表示させなくても、タスクバーに最小化で起動した状態にしておけると、簡単な操作はそこで出来て便利なのでおすすめ
ON推奨
アプリは常に最新の状態にしておきたいですからね。
ON推奨
ExpressVPNをしばらく使っていると、使用するVPNサーバーロケーションはだいたい決まってきます(自分の場合は日本-東京)。なので、ここをONにしておけば、いつもそこに自動で繋いでくれるので便利。別のVPNサーバーを使いたければ、接続先を変更すればよいだけの話。
Network Lock
ON推奨
いわゆる、キルスイッチのことです。VPNでセキュリティ保護されている状態が、VPNが切れた途端に、自分のIPアドレスが晒されてしまいます。そうなるのが不安な人は、VPNが切れた途端にインターネット接続も切れるように、設定をONにしておくのが良いですね。
ON推奨
プリンタ等をローカルネットワーク上に繋いでいる場合は、ONにしておかないといけないですね。ローカルネットワークに何もデバイスを繋いでいなければ、OFFでも可。
スプリットトンネル
特定のアプリ(ソフトウェア)だけVPNを使用する/使用しない、という設定が出来ます。自分が試した範囲では、ExpressVPNのスプリットトンネルは、誤動作することなく正常に機能していたので安心して使えそう。
ちなみに、自分はメールソフトのサンダーバードだけVPN除外に設定。ただし、サンダーバードを起動した状態でも、サンダーバードはアプリ選択画面に表示されず。「他のアプリを追加」ボタンを押して、サンダーバード格納場所をチェックしてから登録したら、無事に追加できました。
スプリットトンネル設定の注意点は、スプリットトンネルで何かしら変更を加えたら、必ずアプリを一旦終了させて、アプリを再起動させてください(閉じるだけでなく、終了させる必要あり)。そうしないと、変更が反映されないので注意です。
あと、スプリットトンネル機能とブラウザ拡張機能を併用して使用した際に気が付いたことがあるので、ここでお伝えしておきます。
例えば、ExpressVPNアプリでグーグルクロムをVPN使用から除外しておいても、グーグルクロム拡張機能は自動的にONの表示になってしまいます。しかし実際にはグーグルクロムは、スプリットトンネルで指定した通り、VPNを経由しない接続になっています。拡張機能の表示が間違った状態になるのですが、これは改善すべき点ですね。
スプリットトンネルの設定方法
・まず、VPN接続が未接続(OFF)の状態になっていることを確認
・アプリごとに接続を管理するにチェックを付ける
・設定ボタンを押す
・設定ボタンを押すと、3つの選択肢が表示
選択肢はこの3つ、
1.すべてのアプリでVPNを使用する
2.選択したアプリでVPNを使用しない
3.選択したアプリのみVPNを使用する
2.か3.を選んだ際は、+ボタンを押すと、アプリ一覧が表示されるので、その中から、選択したいアプリにチェックマークを付けてください。
自分が選びたいアプリが一覧にない場合は「他のアプリを追加」ボタンを押して、アプリがインストールされているフォルダ内から該当アプリを選んで追加することができます。
アカウント
サブスク定期購読の状態が分かります。
高度な保護機能
以下の設定は、ひとまず全てオンにしておくことをおすすめします。
なお、高度な保護機能の中の最低ひとつでも利用する(チェックを付ける)場合は、次のタブで設定するプロトコルは、Lightwayもしくは自動を選んでおく必要があります。
Threat Manager
ウェブサイトのポップアプウィンドウが開かないとか、何かしら支障が発生した際は、設定をOFFにしてください。自分の場合は、NordVPNの脅威対策ではONにしておくとネットバンキング利用時にポップアップウィンドウが表示されないという、支障が発生しました。でもExpressVPNの場合は、Threat Managerを全てONにしておいても、今のところ何も支障はありません。
ON推奨
ネット上での検索行動や、サイト訪問行動の追跡(トラック)をブロックする機能。通常インターネットを利用していると、普段のあなたの検索行動等を通して、あなたの行動特性に合わせた広告が表示されたりします。そういったことが嫌な人は、ここをONにしておくと、自分の行動特性を知られることを防ぐことができます(完璧ではないと思いますが)。せっかく付いている機能なので、ONにしておきましょう。行動特性を知られることを特に気にしない人はOFFでもかまいません。
ON推奨
ExpressVPNが悪質と判断したサイトは表示されないようになります。ExpressVPNは常に悪質なサイトのリストを更新して、ユーザー保護に努めてくれているとのことです。
広告ブロック
ON推奨
ただし、ONにしてもウェブサイト上にある広告は表示されます。YoutubeとかTVerの動画広告は表示されないこともあるような気はします。どこまで効果があるかは少し微妙な気もしますが、気が付かないうちにブロックしてくれている広告もあるかもしれないので、自分はONにしています。
ペアレンタルコントロール
ON推奨
アダルトサイトが表示されないようにブロックする機能。幼い子供が(男の子/女の子問わず)親の知らないところで過激なアダルトサイトを目にしてしまう危険性もある世の中です。家族でパソコンを共有している場合などは特にONを推奨します。
プロトコル
「自動選択」がおすすめ
プロトコルは大きく分けると、LightwayというExpressVPNが開発したプロトコルと、OpenVPNというオープンソースのプロトコルから選べます。
Lightwayは軽くて、動作が速く、安全性も最適化されたプロトコルです。
実際使用してみると、Lightway技術を採用したExpressVPNでの接続の速さを実感します。
また、LightwayとOpenVPNそれぞれに、UDPとTCPという2種類の通信方式があります。おおまかに言えば、UDPはスピード重視、TCPはセキュリティ重視のプロトコルです。
自動選択にしおけば、Lightwayを最優先に、その時の最適のプロトロルを選択してVPN接続してくれます。
ショートカット
ON推奨
お気に入りのサイトにすぐにアクセス出来るように、ONにしておくと良いと思います。
ここで設定したサイトは、ExpressVPNアプリのTOP画面に表示されます。5サイトまで登録できます。TOP画面にショートカットを表示させると、スマートロケーションと最近の接続先は表示されなくなります。好みで、とちらの表示を優先させるかを選んでくださいね。
ブラウザ
「ブラウザ拡張機能を追加」ボタンをクリックすると、各ブラウザの拡張機能ダウンロードページが表示されます。
「対応:」には、Google chromeとFirefoxしか表示していませんが、Edgeも拡張機能が利用できます。
詳細
ExpressVPNの改善に協力
OFF推奨
自分のExpressVPN利用情報を提供するか否かの選択。ExpressVPNに沢山協力したければ、もちろんONでもいいですよ。
言語
日本語推奨
Windows用アプリの言語設定はここで行います。日本人は日本語が一番分かりやすいですよね。
最初に設定しておくべき箇所は以上になります。
それでは、さっそくExpressVPNを体感してくださいね!
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Androidの初期設定も解説します
アンドロイドスマホも使うもんね。
寝る前はベッドでスマホ使うことも多いからね。
それに外出先でもスマホでVPNが使えるのはとっても便利だよ。
Android版アプリの日本語化をしてしまおう
Windows版のときと同様に、ExpressVPNのAndroid版アプリの初期設定を進める前に、まずはアプリの日本語化を済ませておきましょう。そうすれば、アプリ設定も楽ちんですよ。
Windows版と異なる点は、ExpressVPNのAndroid版アプリでは、アプリ内に言語設定機能はありません。でも、スマホ自体の設定言語を日本語に変えることで、アプリの言語を日本語化することが出来ます。
設定Setting > システムと更新System&updates >言語と文字入力 Language&input >言語と地域 Language and region >言語 LANGUAGES ここで日本語を選択。これで日本語化OKです。
Androidの初期設定を進めていこう
日本語化が済んだところで、ExpressVPNのAndroid版アプリの初期設定を進めていくことにしましょう。
Androidの設定はアプリ画面右下のオプションから行います。
オプションを開いたら、設定を選んでくださいね。
VPN設定
自動接続
前回のVPNロケーションに自動接続
Android起動時
ON推奨
VPN常時接続をベースにスマホを使いたいなら設定はON。そうでない場合はOFFで可。ただし、この設定でVPN自動接続になるのは、あくまでもAndroidの起動時であって、アプリ起動時ではないことは知っておく必要あり。
Windows版アプリのように、アプリ起動時に自動接続することはできないのかをサポートに確認してみましたが、最終的に得られた回答は、できない、ということでした。
信頼できるネットワークのリストにないネットワークに接続する時
ON推奨
常にVPNをON状態で使いたいので、設定はONにしておく。信頼できるネットワークの意味に関しては、Windows版アプリの初期設定の項目を参照してください。
現在のネットワークに表示されているネットワークの右側の+ボタンを押すと、信頼できるネットワークに加えることができます。ただし、信頼できるネットワークに加えるとVPN使用から除外することが出来るが、その必要性はまったく感じない。ちなみに、セル方式ネットワークというのは、Cellular networkの日本語訳で、要は、携帯電話ネットワークのこと。
信頼出来るネットワークを使用する時に切断する
OFF推奨
VPNをセキュリティ目的で使用する際、信頼出来るネットワークにはVPNを使用する必要性がないという考え方に基づいている。信頼出来るネットワークだったらVPNを切っちゃってもいいよね、ということ。自分は、この機能を使う必要性を感じないのでOFF。
ネットワーク保護
インターネットアクセス
ON推奨
Winsowsアプリの方の、Network Lock「VPNが予期せず切断された場合、すべてのインターネットトラフィックを停止する」に該当する機能。
いわゆるキルスイッチ。IPアドレス漏洩予防のために、ONにしておくのが理想。
ローカルネットワーク
ON推奨
ローカルネットワーク上にプリンタなどの機器を繋いでいるときはONにしておかなければならない。機器が何も繋がれていなければOFFでかまわない。
スプリットトンネル
VPN接続中
基本は、「すべてのアプリでVPNを使用する」をON
詳しいことは、Windows版アプリの項を参照してください。
自分の場合は、Windows版アプリではメーラーソフト(サンダーバード)を除外アプリとして登録したけど、スマホでは全てVPN通して使っている。スプリットトンネル機能を使う場合は、設定後、スマホを再起動させる必要がある。
自分の使用例とはちょっと異なるけど、「選択中のアプリでVPNを使用しない」「選択中のアプリでVPNを使用」の例の画像も上に載せておきます(中央画像と右側画像)。
VPNプロトコル
VPNプロトコル
自動(推奨)を選んでおくと良い
次の設定項目「高度な保護機能」で、1つでもONにしておくと、ここのVPNプロトコルは、自動を選んでおく必要がある。
VPNプロトコルに関する説明は、Windows版アプリの項を参照ください。
高度な保護機能
その他の設定
ショートカット
VPNが接続してからショートカットを表示
ON推奨
VPN経由でよく使うアプリやウェブサイトを登録しておけて便利なので、ONを推奨。5つまで登録出来る。
例えば自分の設定だと、
1.グーグルクロム(アプリ)
2.アベマ(サイト)
3.U-NEXT(サイト)
4.FOD(サイト)
5.Hulu(サイト)
のショートカットを登録している。
保護の概要
ON推奨
今週1週間のVPN接続時間グラフとIPロケーション(IPアドレスと接続元国名)を表示させるための設定。
VPN接続時間グラフは全く重要ではないけど、IPロケーションでIPアドレス表示してくれるのは助かる。
Windows版ではIPアドレス表示機能がないですが、是非Windows版でもIPアドレスを表示するようにして欲しい。
ExpressVPNの改善に協力
OFF推奨
協力してもよければONでもいいですよ。
アプリのスクリーンショット
撮影を許可する(ON)推奨
自分の場合は、ExpressVPN使用時にExpressVPN画面のスクリーンショットを撮ることがあるのでONにしている。
Android版アプリの初期設定は以上で大丈夫です。
最後に
ExpressVPNを快適に使っていくための初期設定は、これで完了。もし設定を変えたいときは、いつでも変更できますからね。ひとまずは、ここで案内した初期設定にしておけば大丈夫。あとはExpressVPNを活用し、ジオブロックの壁を打ち破って、夢のネットライフをエンジョイしてくださいね!
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