NordVPNは、世界60カ国、約6,000台ものサーバー保有数があるんです。そのうち日本だけでも約170台のVPNサーバーがあります。各VPN会社は、日本設置のVPNサーバー数を公開していないところが多いので、実際の正確な数はわからないところもあるんですが、自分が把握している範囲では、VPN会社の中ではNordVPNが一番沢山、日本にVPNサーバーがある会社です。海外から日本のサイトにアクセスしたいのなら、NordVPNは超有力候補になりますよね。
サーバーの台数ってやっぱり大事なのかな?
うん、VPN会社選びでは、とっても重要な要素だよ。
台数が多いと、それだけ日本の動画視聴出来る確率も高くなる。
このページでわかること
- NordVPNで使えるVPNサーバーの種類
- 各種類のVPNサーバーの使用方法
- 日本サーバーへの繋ぎ方
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NordVPNで選択出来るサーバーは全部で6種類
ひとくちにVPNといっても、NordVPNでは用途の合わせて全部で6種類の中からサーバーを選ぶことが出来るんです。この中で固定IP以外は追加料金なしで利用できます(固定IPのみ有料)。
- 標準的なVPN
- 固定IP(有料)
- Double VPN
- 難読化サーバー
- Onion Over VPN
- P2P
この6つのサーバー種類を説明する前に、まずは一番簡単な接続方法を教えますね。それは「クイック接続」という接続方法です。
クイック接続
一番クリックし易いところに表示されていて、このボタンを押せば、難しいことを考える必要なく、即、VPNに繋がります。それが、「クイック接続」。
でもね、正直なところ自分の場合は「クイック接続」を使うことはまずないです。クイック接続は、あなたの一番近くにあるVPNサーバーに繋いでくれる機能なんです。なので例えば自分の場合は、ニュージーランドに住んでるので、クイック接続を押すと、ニュージーランドのVPNサーバーに接続されるんです。
自分のVPN使用目的は、まるで日本に居るかのようにインターネットを使うことなので、ニュージーランドのVPNサーバーに繋がったんじゃ意味がない。だからクイック接続を使うことはないんです。
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選べる6種類のサーバー
では、ここから冒頭でもご紹介した6つのサーバーの種類について説明していきますね。
- 標準的なVPN
- 固定IP(有料)
- Double VPN
- 難読化サーバー
- Onion Over VPN
- P2P
標準的なVPN
これが自分の含めて一般的に一番よく使われるサーバーの種類。アプリの「その他の接続オプション」をスクロールして下の方にいくと、「国リスト」というのが現れます。その中から国を選んで接続するのが、標準的なVPNになります。
自分だったら(あなたもそうかな^^)日本のVPNサーバーに繋ぎたいから、Japanまでスクロールして、そこをクリック。標準的なVPNには、もう少し細かなテクニックとかもあるので、6つのサーバーの説明をした後に、またあらためて詳しく説明しますね。
固定IP
別名では「専用IP」とか、「静的IP」。英語では、Dedicated IP(デディケーティッド・アイピー)と呼ばれるのが一般的です。どういうことかと言うと、あなた専用のIPアドレスをNordVPNが用意してくれるということです。
ただし、無料ではないです。しっかりお金を取られます。しかも結構な額を。標準金額で月額880円(2024年2月現在)。1年プランを選んだ時のVPN月額使用料(750円)よりも高いです。
自分の場合は、固定IPの必要性はさほどないので、利用していません。仮にですけど、自分のパソコンを遠隔操作する必要があったりしたら、その場合は固定IPは欲しいですね。でも、現時点でNordVPNでは日本の固定IPは提供していません。固定IPアドレスがあるのは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダのみとなっています。
Double VPN(ダブルVPN)
通常のVPN接続は、ひとつのVPNサーバーを経由してインターネットを利用しますけど、Double VPNはふたつのVPNサーバーを経由してインターネットにアクセスしますそうすることで、実際の発信元(あなたの居場所)をより複雑にして、分かりにくくすることが出来るんです。
NordVPNのDouble VPNでは、イギリス経由フランス接続、アメリカ経由カナダ接続、香港経由台湾接続など、色々なパターンがあります。ただ、Double VPN国リストに日本は含まれていません。なので、自分の場合はダブルVPNは特に利用することはないです。
難読化サーバー
別名で、ステルスサーバーとも言いますね。英語ではObfuscated Serversと呼ばれることが多いようです。NordVPNの英語版でも、Obfuscated Serversという呼び名を使ってますね。
VPNサーバーというのは、VPNを使うと、見かけの接続元を、あなたのIPアドレスからNordVPNサーバーが設置されたIPアドレスに変えることで、あなたの居場所を分からなく出来るという便利なものです。
でも、実はちょっと問題があって、VPNサーバーのIPアドレスを詳しく調べると、そのIPアドレス元が一般的なパソコンではなく、VPNのサーバーだってことがバレちゃうという特性があるんです。
そのこと自体が問題というわけではないんだけど、VPNを嫌っているサイトとかは、VPNサーバーからのアクセスを拒否するというケースもあったりもするんです。
日本の動画視聴サイト(VOD)のほとんどは、VPNサーバー経由からのアクセスでも視聴出来るんだけど、一部のVODは視聴不可能なケースもあります。そのようなサイトの一部では、VPN経由のアクセスを嫌って拒否しているのかもしれません。
自分もこのような実態は知っていたので、だったら難読化サーバーが救世主になってくれるって思ったんです。でも、実際には自分が試した範囲では、標準的なVPNで視聴出来なかった動画サイトは、難読化サーバーを経由しても視聴不可能でした。しかも、難読化サーバーは標準的なVPNよりもスピードが遅いので、難読化サーバーを利用するこは今のところなさそうです。
Onion Over VPN
Torという言葉を聞いたことありますか?
Tor というのは特殊なブラウザで、Torを使用すると、自分が見たいウェブサイトに直接アクセスするのではなく、途中に複数のノード(ボランティアによるパソコン)を経由しながら、目的地のウェブサイトに到達します。
さらに、途中経由するノードでは、多重の暗号化が施されるので、匿名性が向上するんです。
Torは闇サイトにアクセスする手段として、利用されたりもしていますよね。そんなこと聞くと、おっかなビックリちょっと試してみたくなりますよね。Tor自体は何の違法性もないので、誰でも無料でダウンロードできます。
そんなTorですけど、元々決して悪いことをするために開発されたわけではありません。アメリカ海軍調査研究所が、情報のやり取りを秘匿するために開発した技術だったんです。現在では、身の危険守らなければならない政治的活動家等が、身元がバレないように情報発信する手段として重宝されています。
NordVPNが提供しているOnion Over VPNは、このTorの技術を使ったVPNサービスです。自分のパソコンがまず、NordVPNのサーバーに繋がって、その後にTorのノード群を介して、目的のウェブサイトにアクセスする仕組みです。単なるTorの使用をさらに強化した形ですね。
ただ、この際に使用されるNordVPNのサーバーは、Netherland(オランダ)とSwitzerland(スイス)のみになります。
そして、その後経由するノードはランダムなので、最終的にどこに設置されたノードから目的にウェブサイトにアクセスが行わるかがわかりません。なので、日本国内の動画視聴をしたいという目的では、Onion Over VPNは使う意味がないんですよね。
それと、Onion Over VPN経由でネットを繋ぐと、もの凄く低速になります。通常のVPNと比較すると、だいたい十分の一くらいのスピードなので、もしあなたが政治的活動家とかでなかったら、使うことはないかなぁと思います。
P2P
P2P(ピア・ツー・ピア)を今も利用している人はいますかね?P2Pというのは、サーバーを介さずに世界中にある沢山のパソコン同士を繋いでファイルのやり取りをする方法のこと。トレントとも言ったりしますよね。
厳密にはP2Pとトレントには違いがあって、P2Pは、複数台の端末がサーバーを介さずにファイルのやり取りをする通信方式のこと。トレントは、P2Pの通信技術を使ってファイルのやり取りをする際に使用するソフトウェアのことを言います。
トレントは、映画の違法ダウンロードとかで、多くの人が利用していた時期があった記憶があります(もちろん違法行為ですよ)。
P2P通信をする際は、自分のコンピュータのIPアドレスも世界中に晒すことになるから、危険もいっぱい。P2Pでファイルのやり取りをする際は、セキュティ上の細心の注意が必要です。
それと、自分が利用しているサーバー会社が、あなたがトレントを使って大量のデータ通信をしていることに気が付くと、帯域制限(スピード制限)を発動するなんてケースもあると聞きます。
P2Pを行う際は、NordVPNのようなVPNサービスを利用すれば、あなたのIPアドレスも晒さないで済むし、サーバー会社がトレントに気付いて帯域制限するなんてこともおこらない。
NordVPNの良いところのひとつは、P2P用に適したサーバーがあるとうこと。日本に設置されているP2Pサーバーの数は公表していないので具体的な数はわからないけど、ざっと実際に調べてみたところ、日本にも最低10台以上はP2Pサーバーがあることは確認できました。ただ自分の場合は。トレントを使う予定もないので、標準的なVPNサーバーの利用で十分です。
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標準的なVPNの使い方
これから説明してくれるやり方が大事なんだよね?
そうだよ。
ここのやり方さえ覚えておけば、ひとまず問題なし。
それでは日本のVPNサーバーへの接続方法を説明しますね。
国リストはA→Zの順番で並んでいてます。Jで始まるところにJapanを発見できるので、そのJapanをクリックしたら、日本にある最速サーバーを検出して接続してくれます。
1つ目のサーバーで接続出来なかったら、次の候補サーバーに自動的に接続するようになっています。楽チンで簡単ですね。
日本のサーバー設置箇所は、東京と大阪があるんですが、どちらかを選択して選びたいというときは、Japanにカーソルを持っていき、右側に薄っすらと浮かび上がる3つのドットのことろをクリックしてみて下さい。
そうしたら、Osaka/Tokyoという文字が目に入りますよね。好きな方の都市をクリック。そうしたら、Tokyoだったら東京にある最速サーバーに、Osakaだったら大阪にある最速サーバーに繋いでくれます。これまた簡単ですね。
あともうひとつ、特定のサーバー番号に接続する方法というのもあるんです。たとえば以前に利用したときに、このサーバーだったら目当てのウェブサイトに確実に繋がるということがわかっているときは、そのサーバーを狙い撃ちで使いたいですよね。そんなときに便利な方法です。
やり方は、その他の接続オプションの下に検索窓がありますよね。ここに「#japan」または「japan#」と入力するんです。そうすると日本設置のVPNサーバーの一覧が表示されます。
この中からお目当てのサーバー番号を見つけてクリックするだけ。もしくは、「#666」のようにサーバー番号を入力してもOK。
そうしたら各国の#666サーバーの一覧が表示されます。その中から「japan #666」選ぶという方法でも同様に繋がります。
特に難しいということないです。使いだしたらすぐに慣れるから、全然大丈夫。安心して使ってくださいね。
例えば、日本の666番サーバーに繋げば、自分が観たい動画が視聴出来るってわかってれば、「japan #666」を選べばいいんだね。
その通り!
だから、番号指定が出来るのがNordVPNはおすすめなんだ。
最大接続台数
NordVPNではこれらのサーバーに同時に何台の端末から接続できるか?
NordVPNの最大同時接続台数は、10台です。あなたが持っているスマホやパソコンなどの最大で10台のデバイスから、NordVPNVPNサーバーに同時に接続可能という意味です。従来は6台まででしたが、2024年3月より10台に増えました。
ただし、同時接続する際は1つ注意点があります。NordVPNは全てのVPNサーバーに対して、サーバー(IPアドレス)を指定して接続出来るのが特徴ですが、同じサーバーに複数のデバイスから接続する際は、異なるVPNプロトコルで接続する必要があります。
例えば、スマホとパソコンで同時に「japan #666」サーバーに接続接続する場合。使用するVPNプロトコルを、スマホはOpenVPN TCP、パソコンはOpenVPN UDPというように、分ける必要があります。
まとめ
NordVPNは、用途に合わせた色々な種類のVPNサーバーが用意されているのが特徴的ですね。ExpressVPNにはない、Double VPNやOnion Over VPNといったVPNサーバーも用意している。世界的に利用者がいて、色々な目的でVPNを利用する人がいるだろうから、そういう意味では幅広いニーズにマッチさせられるVPNだと思う。
自分の場合は、海外から日本のテレビ動画を視聴するという用途に絞られているので、普通のVPNサーバーであれば十分なんですけどね。だから、もしかしたらNordVPNは若干オーバースペックなのかもしれない。でも、値段は他社と比較しても安めのVPNだから、仮にオーバースペックだったとしても、お金払い過ぎってこともないので何も問題はなし。
NordVPNアプリの操作感としては、特に難しいと感じることはなかったです。至ってシンプル。使い始めてすぐに馴染みます。
ExpressVPNと比較した場合、NordVPNは接続するVPNサーバーを選べるのが良いですね。アクセス先のウェブサイトによっては、特定のVPNサーバーからのアクセスをブロックしている場合があるんです。でも、自分でどのVPNサーバーを使うかを指定できれば、こういった問題も回避出来ますからね。
接続VPNサーバーを指定出来るという点は、VPN会社を選ぶうえではけっこう重要なポイントになってくると思ってます。
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