当ブロクでも特におすすめしているVPNサーバーのSurfsharkの設定方法について、このページでは出来る限り詳しく解説していきます。より詳しく設定方法を知れば、よりSurfsharkを使い倒していけますよ。
Surfsharkは値段は安いけど、色んな設定が出来るんだね。
Surfsharkは、他の高いVPNサービスと比較しても、全然引けを取らないよ。それどころか、かえって上位のVPNサービスに値するんじゃないかと思うくらいだ。
このページでは、Surfsharkの詳しい設定方法について解説をしています。とにかく早く使い始めたい、という人は、別ページのSurfsharkの簡単初期設定方法を参考にしてください。
Surfsharkは、パソコンやスマホ、スマートテレビなど、色々なデバイスで使えるようになています。このページではWindows版をベースに解説していきます。Macユーザー、Andoridユーザー、iPhoneユーザーの方も基本的にWindowsと同じやり方です。このページを見ておけば、他のユーザーの方も参考になります。
Android版アプリに関しては、Windowsアプリでの設定方法の説明のあとに、設定画面のスクリーンショットと若干の相違点を参考に載せておきますね。
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Windowsアプリでの設定方法
設定は、まずはアプリ画面左下の設定ボタンを押すところから始まります。
そうすると、このようにVPN設定/アプリの設定/マイアカウト/ヘルプを入手/無料でSurfsharkを獲得する、という表示が現れます。
VPN設定(接続とセキュリティ)
VPN設定を表示の上から順番に見ていきましょう。
まずは、接続性に関する設定から始まります。
起動時にアプリを起動する
デバイスのスイッチを入れた時にに、自動的にSurfsharkアプリを起動させるかの選択が出来ます。ONを選んだ際は、 「起動時に最小化する」というオプションも表示される。ここにチェックを入れると、タスクバーにSurfsharkアプリが入る。
起動時にアプリを起動するか否かは、普段のインターネット使用が、VPN接続ありきか否かによります。自分は必要時のみVPN接続するので、OFF設定しています。
自動接続
Surfsharkアプリを起動した際に(自動・手動を問わず)、自動的にVPNサーバーに接続するか否かを選択します。ONにすると、環境設定が表示されます。そして、「優先される自動接続先」と「信頼出来るWi-Fiネットワーク(任意)」を指定。
優先される自動接続先
もしあなたが利用するVPNサーバーがいつも決まっている場合は、自動接続をONにして、優先される自動接続先を指定しておくと良いと思います。自分は、VPN接続する際は、日本サーバーを利用するのが基本なので、日本を自動接続の接続先として選んでいます。
信頼出来るWi-Fiネットワーク
「信頼出来るWi-Fi=VPN接続不要」という考え方になります。したがって、ここで「信頼出来るWi-Fiネットワーク」に追加したWi-Fiネットワークでネットに繋ぐ際は、VPN接続対象外になる。選ぶ際は、「追加ボタン」を押し、削除したくなったら「削除する」ボタンを押します。Surfshark を利用するのは、VPN接続したい時でしょうから、実際はWi-Fiネットワークは追加しないでいいと思います。
クイックコネクト
アプリのTOP画面に表示されるクイックコネクトのVPNサーバー先を選ぶ。クイックコネクトに登録先は、一番簡単に接続出来るので、あなたが一番頻繁に使うVPNサーバーをしておくと便利です。ロケーション、静的IP、MultiHOPのいずれからも選ぶことも出来ます。
CleanWeb
ブラウザ上に表示される広告、トラッカー(追跡機能)、マルウェア(ウィルス)をブロックする機能のON/OFFが選べます。ただし、完璧に作動するわけではないですし、YouTubeの広告はブロックされないです。クロムなどのブラウザ拡張機能では、より幅広いブロック機能を有した新バージョンのCleanWeb2.0が体験することができます。
Kill Switch(キルスイッチ)
VPN接続が切れた時に、インターネット接続も自動的に切れる機能。ONを選択した場合、2種類のレベルのKill Switchが選べます。
ソフト(soft):VPNが誤って切断されたり、中断されたりした時にKill Switch作動。Bypasser(スプリットトンネル)に登録したアプリやWEBにはキルスイッチは作動しません。
厳重(strict):VPNが切断されたり、何らかの形で中断された時にKill Switch作動。VPNが接続されていないときには常に発動(例外:ソフト同様にBypasserに登録済のものには作動しない)。
プロトコル
以下の4パターンから選択できます。
・自動 以下の3つの中から、最速で安定したプロトコルを自動選択してくれます。
・OpenVPN(TCP) オープンソースのプロトコル。セキュリティ重視。
・OpenVPN(UDP) オープンソースのプロトコル。スピード重視。
・WireGuard OpenVPNよりも新しい技術で、スピードも速い。
Bypsser
別名スプリットトンネルです。特定のアプリを指定するやり方と、特定のWEBサイトを指定するやり方とがあります。
アプリ
指定したアプリのみVPN接続を経由させるということができます。また逆に、VPN接続を経由したくないアプリを指定することも可能です。2つの機能を同時に使用することはできません。自分の場合は、メールソフトのサンダーバードはVPN経由にしたくないので、VPNをバイパスにするでサンダーバードを除外指定しています。
- VPN経由のルート:指定したアプリのみVPNを経由する
- VPNをバイパスする:指定したアプリはVPNを経由しない
WEBサイト/IPアドレス
Surfsharkでは、特定のWEBサイト(IPアドレス)をVPN接続から除外指定することも出来ます。例えば、海外から日本のVPNサーバー接続をしている場合、海外の銀行や海外の動画サイトのURLをVPN接続から除外する、といった使い方が出来ます。
なお、Pypasseer機能を使用する上での注意点、不具合と思われる点がありましたので、気になる方は別ページのSurfsharkのBypasser使用時に気を付けたいことをご覧ください。
スピードテスト
この項目は設定ではないです。各VPN接続ポイントのスピード測定をしてくれる機能です。各VPN接続ポイントの速度比較として使えるかもしれません。日本語訳が少し変で分かりづらいかもしれないですが、ダウンスピードはダウンロード時のスピード、スピードアップはアップロード時のスピード、待ち時間はpingのことです。
ダウンスピードが速いと、ストリーミング、P2Pファイルダウンロード、サイト閲覧に最適です。スピードアップが速いと、P2Pファイルのアップロード等に適していると言えます。待ち時間(ping) 待ち時間が少ないと、ゲームやビデオ会議に最適とされています。
次からは、高度なセキュリティに関する設定です。
LAN上では見えない
ONにすると、LAN上に接続されているデバイスが表示されなくなります。セキュリティレベルは上がることになりますが、ONにままだとデバイスに接続できない等の不便も生じます。個人的にはOFFでよいと思ってます。
ロウテイティングIP
5~10分おきにIPアドレスを自動的に切り替えていきます。アプリの上の説明では、「自動的にIPアドレスをローテート(循環)させ、VPNの場所はそのままにします。」とあります。ここで言う「場所はそのままに」というのは、指定した国・都市を固定という意味です。
接続先を日本にしてロウテイティングIPをONにした場合、5分おきにIPアドレスが変わりました。KillSwitchをONにしておいても、IPアドレスが切り替わる時にKillSwitchが作動してネット接続が切れる等の不具合はありませんでした。
ただ、ロウテイティングIP使用中に一度だけ、途中で切り替えがうまくいかず、VPN接続が切れたことがありました(ネット接続は切れていません)。その時は、再度接続ボタンを押して、ロウテイティングIPを再開する必要がありました。
NoBorders
ONにすると、より多くのセキュリティプロトコルが使用され、より高度な暗号化が行われるとのことです。その結果、より強力なファイアーウォールを巡回することが可能になります。検閲が厳しい国の規制を回避するのに有効な場合がありそうです。
ただし、Nobordersを使うと、スピードが落ちる可能性もあるようです。デフォルトではONですが、OFFでも構わないかなとも思います(自分はOFFです)。
アプリの設定
今までのところでVPN設定が済みました。ここからは、アプリ自体の設定と通知の設定を行なっていきます。
アプリのバージョン
ここで現在のアプリのバージョンを確認できます。この例の場合は、最新バージョンになっていますね。もし更新が必要な際には、右側の方に更新という文字が表示されます。そして、更新をクリックすると、バージョンをアップデートすることができます。
アプリの表示
ライトモードかダークモードを選べます。自分はライトモードを選択していますが、最近はアプリのバックグラウンドカラーはダークの方が流行っているようですね。
アプリの言語
13言語から選ぶことが出来ます。日本語もあるのでご安心を。
- 英語
- 筒体中文(普通語)
- 繁體中文(広東語)
- フランス語
- オランダ語
- スペイン語
- イタリア語
- 日本語
- ポルトガル語
- ポーランド語
- ロシア語
- ウクライナ語
- 韓国語
通知:必須&推奨
必須は、緊急時の警告、変更、注意を要する問題の通知が来ます。Surfsharkからの大事な案内となるので、常にオンで変更はできません。
推奨は、重要なシステムアップデート、リマインダー、役立つヒントなどの通知が来ます。ON/OFF選ぶことができます。
改善にご協力ください:クラッシュレポートを送信する
クラッシュレポートを送信します。個人情報は含まないとのことです。でもOFFでも構わないと思います。
マイアカウント
アカウントに関連することや、ログイン周りのことを確認したり、実行したりします。
ログインコードを入力する
ログインコード機能は、未接続の他のデバイスでログインする際、登録済メールアドレスとパスワードを入力する代わりに、接続済みの端末にログインコードを入力することでログインできるという機能。以下のようなステップで利用します。個人的には、便利でお気に入りな機能です。
例:スマホでログインしたい際に、パソコンでログインコードを入力するケース
ログインしたい端末(スマホ):
左側画面「すでに他のデバイスでログインしていますか?」をクリック
真中画面「既に他のデバイスにログインしてますか?」には「はい」を選択
右側画面「6桁のログインコード」をパソコンに入力(5分以内に)
他の端末(パソコン):
設定からマイアカウント画面に行く
図一番上:「ログインコードを入力する」をクリック
図真ん中:「ログインコードを入力する」にログインコード入力し、「ログイン」押す
図一番下:「ログインに成功しました!」と表示される。「閉じる」 押す
ログインしたい端末(スマホ):
以上を済ますと、スマホはログイン状態になっています!
アカウント
登録済メールアドレスを確認できる。右側の「ログアウト」押すと、ログアウトする。
契約期間と更新日
契約プランの期間と更新日が表示される。右側の「延長」ボタン押すと、プラン画面にジャンプします。
パスワードを変更する
パスワードを変更したいときだけ利用してください。
ヘルプを入手
「ヘルプを入手」経由で利用出来ることは以下になります。
- トラブルシューティングのための参照ページにアクセスできる
- ヘルプセンターのオペレーターとチャットできる(Webページを通して)
- 不具合を報告できる
- トラブルシューティングツールが利用できる
- 個人情報保護方針や利用規約が確認できる
但し、参照ページは色々な参考情報が載ってはいるものの、すべて英語です。オペレーターとのチャットは、アプリから該当Webページにジャンプして、そこから利用することが出来ます。日本語入力すれば、自動AIを使って、日本語でオペレーターとやり取りできます。
無料でSurfsharkを取得する
「無料でSurfsharkを獲得する」をクリックすると、友達紹介特典プログラムの案内がポップアップウィンドウで表示されます。友達紹介特典プログラムは、紹介した友達の数が増えると、プラスされる無料期間が増えていくシステムになっています。
以上がWindowsアプリでの設定方法となります。
引き続いて、Androidアプリでの設定方法を案内していきますね。
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Androidアプリでの設定方法
Android版アプリも設定に関しても、基本的にはWindows版アプリと同じです。参考のために、Android版アプリの設定画面のスクリーンショットと、Android独自の設定箇所が一部ありますので、その部分に関してはピックアップして解説を加えていきます。
Androidアプリの設定 スクショ全公開
Androidネイティブキルスイッチ
Android版にはAndroidネイティブキルスイッチという機能があります。この機能は、通常のVPNキルスイッチはBypasser(バイパサー)に登録したアプリやWEBサイトはキルスイッチは作動しないですが、Androidネイティブキルスイッチは、それらも含め、全てのアクセスに対してキルスイッチが作動します。
GPSロケーションを上書きする
Andoroid版には、「GPSロケーションを上書きする」というAndroid版のみに搭載されたユニークで便利な機能があります。
スマホにはGPSを機能というのが搭載されているのを知っていますか?
このGPS機能のお陰で、現在の位置情報をグーグルに送って、グーグルマップが使えたりするんです。有り難い機能ですよね。
でも、動画視聴アプリ等によっては、このGPS機能を使って、私たちの居場所で確認しているケースも結構あったりします。そうすると、仮にVPNを使って本来のIPアドレスを隠しても、GPSをによって、相手に自分の居場所がバレてしまうこともあるんです。
その結果、パソコンではVPNを使ってジオブロックを回避できたのに、同じ動画視聴サービスでもスマホのアプリを使うとジオブロックに引っかかることがあるんです。
この問題を解決するために、位置情報偽装アプリなるものが世の中にはあるんです。Android版のSurfsharkでは、位置情報偽装機能がSurfsharkアプリ内に内蔵されていて、この機能をONすることにより、あなたのスマホGPS位置情報を、接続したVPN接続地点に偽装することができます。
これにより、通常のVPN接続だけでは、突破出来なかったジオブロックが回避できるケースが出てきます。ただ、位置情報偽装機能さえあれば、ジオブロック回避は完璧だと思いたいところですが、実際には、動画視聴アプリの中には、「あなた、位置情報を偽装してますよね?」と疑ってくるアプリもあったりします。
その結果、位置情報偽装機能をONにしてもジオブロック回避できないこともあることは知っておいて下さい。このように、完璧とは言えない位置情報偽装ですが、SurfsharkのGPSロケーションを上書きする機能は、他にはない便利な機能であることは間違いありません。
GPSロケーションを上書きする方法
最後に
Surfsharkの設定方法を知ると、同時にSurfsharkにどんな機能があるかも分かりますよね。そして、他のVPN会社と比較しても、この格安VPN「Surfshark」がかなり優れていることが分かります。他社にはない機能も搭載されていて、なおかつ見劣りする点は、ほぼありません。特筆すべきは、ロウティングIPというIPアドレスを自動的に切り替えていく機能と、Android版のGPSロケーション上書き機能が無料で使える点は見逃せません。
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