ExpressVPNは、WindowやMacなどのパソコンにインストールしたり、Android、iPhoneのスマートフォンアプリとして使用出来るだけではないんです。Chromeなどのブラウザにインストールして使うことも出来るんです。
VPNが拡張機能で使えると何か良いことあるの?
アプリをわざわざ立ち上げる必要がない、といったメリットがあるよ。
VPNをブラウザ拡張機能として使えると、ソフトウェアをわざわざ立ち上げる手間も不要だし、操作もブラウザで出来て、より気軽に簡単に使えます。VPN利用の主な目的が動画視聴の場合は特に、ブラウザでVPNが利用出来ればいいわけですから、なおのこと便利に感じるかと思いますよ。
このページでわかること
- ExpressVPN拡張機能 インストール~使い方まで
- ExpressVPN拡張機能のメリット/デメリット
ExpressVPNの拡張機能版が使えるブラウザは?
ExpressVPN拡張機能が使えるブラウザは、ChromeとFirefox、Edgeの3つです。NordVPNと一緒ですね。ウェブブラウザの世界シェアは、Chrome/Firefox/Edgeの3社で90%を超えるので、ほとんどの人にとっては問題ないでしょう。
ただ、MacやiPhoneユーザーの中には、Safari愛用の人もいるでしょうから、そういった人は、アプリでVPNを利用するか、VPN利用時だけはブラウザを変えて使う必要が出てきますね。
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ExpressVPN拡張機能をダウンロードしよう
Chrome、Firefox、Edgeのいずれの場合も、拡張機能は、ExpressVPN公式サイトか、マイアカウント(サインインページ)経由でダウンロードすることが出来ますよ。
ダウンロード時には、アクティベーションコードの入力が求められます。アクティベーションコードは、マイアカウントページに載っていますので、それをコピペして使ってくださいね。
インストールが済んだら、有効化してください。そうすると使用準備OKです。今後使いやすいように、ExpressVPN拡張機能はツールバーに固定(ピン止め)しておくと良いですよ。
初期設定を済ます
ExpressVPN拡張機能を使い始める前に、初期設定を済ませちゃいましょう。拡張機能は、Chrome、Firefox、Edgeのどれも全く同じ仕様になっているので、どのブラウザでも、以下の方法で設定しておけば大丈夫ですよ。
拡張機能画面の左上の三本線をクリックすると、オプション画面が表示されます。この中で、初期設定が必要なのは、「設定」と「プライバシー&セキュリティ」になります。
では、まずは「設定」からいってみましょう。
設定
一般
ブラウザ起動時に接続
OFFで良い
基本WindowsアプリでVPN実行操作をしているので、自分はOFFにしています。VPN利用を拡張機能メインで実行したい人はONにしてね。
デスクトップ通知を表示
OFF推奨
表示にタイムラグがあるし、かなり鬱陶しいのでOFFにした方が良いと思います。
ExpressVPNの改善に協力
OFF推奨
OFFでいいと思います。
デスクトップアプリの設定ボタン
押しても何も起こりません(どのブラウザの拡張機能でも)。公式サイトにもどこにも、この設定の説明がないので詳細は不明です。
ディスプレイリファレンス
日本語を選択
拡張機能を日本語化できます。
プライバシー&セキュリティ
ロケーションを隠す
ON推奨
アクセス元って、IPアドレスで判明するだけではなくって、デバイスの位置情報からも分かってしまうって知ってましたか?
あなたがアクセスしようとしているサイトの中にも、あなたのIPアドレス以外にも、あなたが今使用中のデバイスの位置情報を獲得して、あなたからのアクセスの可否を判断してたりもするんです。
こういったケースでは、IPアドレスをVPN経由にしただけでは駄目ですよね。
この「ロケーションを隠す」機能は、デバイスの位置情報を隠すための機能になります。とっても素晴らしい機能ですが、その効果の程はさらなる実験調査の余地がありそうな気もしています。
WebRTCをブロック
ON推奨
WebRTC というのは、ビデオチャット等で使用されている技術。IPアドレス漏洩のリスクがあるとも言われています。
従って、基本ON(ブロック)にしています。でももし、ビデオチャット等の使用にあたり、支障が出るような場面に出くわしたら、OFFに切り替えてください。
HTTPS Everywhere
ON推奨
仮にhttpのサイトに繋がってしまっても、そのサイトがhttpsのURLアドレスも保有していれば、自動的にhttps版に切り替えて接続してくれる機能です。httpだと、あなたの情報ダダ漏れなので、ONにしておいた方がいいですね。
以上で、ExpressVPN拡張機能の初期設定は完了です。
おまけ
オプションが画面を開いた時に、「設定」と「プライバシー&セキュリティ」とあわせて、「アカウント」と「ヘルプ&サポート」というのも表示されますよね。これはなに?と思った人もいるでしょう。ここで簡単に説明しておますね。
アカウント
あなたのアカウントステータスが表示されます。「アカウントを管理する」ボタンを押すと、WEBのマイアカウントページにジャンプします。
ヘルプ&サポート
お問い合わせ
問題を報告する
ここをクリックすると、ExpressVPNサポートのWEBページが表示される。
改善を提案する
フィードバック用のフォームのWEBページが表示される。
お問い合わせ
「問題を報告する」と同じ、ExpressVPNサポートのWEBページが表示される。
詳細
ライセンス
THIRD PARTY CONTENT NOTICESの説明が、長々と表示されるだけ。
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実際に使ってみよう
使い方は、Chrome、Firefox、Edgeも、どれも一緒です。まず、ツールバーに固定(ピン止め)しておいたExpressVPNの拡張機能をクリックしてください。ExpressVPNの接続小画面が表示されます。この画面で操作を進めていきます。
この画面からの接続操作は、アプリ版とまったく一緒で、以下のようになります。
アプリ版の操作を説明した「ExpressVPNの実際の使い方【VPNサーバーに接続してみよう】」で、より詳しく説明しているので、よかったらそちらも目を通してみてください。
拡張機能とアプリは連動している
ExpressVPNの拡張機能はアプリと連動しています。どういうことかと言うと、Chrome拡張機能でVPN接続すると、Firefox拡張機能も、Edge拡張機能も、Windows版アプリも全て連動してVPN接続がONになります。
ロケーション変更した際も同様です。例えば、Chrome拡張機能で接続先を日本から韓国に変更すれば、その他のブラウザ拡張機能、Windowsアプリも日本から韓国に自動変更されます。
ExpressVPN拡張機能の良い点・悪い点
ExpressVPNの良い点だけでなくて、悪い点も言うの?
良い面、悪い面の両面を知った上で、最適のVPNを選んで欲しいからね。
良い点
シンプルだけどとても重要なこととして、ExpressVPNの拡張機能は動作が安定していることが挙げられます。
NordVPNの拡張機能では、クロムの拡張機能にログイン出来ない、という事象が頻繁に発生しました。そうなったら、拡張機能を一度削除し、再度拡張機能をインストールしないと問題解決しませんでした。
それだけに、動作が正常に動作するということは、シンプルながらとっても大切なことだと痛感させられました。あと、NordVPN拡張機能は日本語化が出来ませんが、ExpressVPN拡張機能は日本語化可能です。
悪い点
NordVPNでは、拡張機能のスプリットトンネルで、VPNを使用するサイト/VPNを使用しないサイト、という設定できました。これはとっても便利な機能です。ExpressVPNの拡張機能は、残念ながらスプリットトンネルの機能自体を備えていません。
まとめ
ExpressVPNの拡張機能は、いたってシンプルな仕様だと思います。でもその分、動作も安定していて、実用的だとも感じています。
ExpressVPN拡張機能のアドバンテージとしては、ロケーション&プライバシーで、「ロケーションを隠す」という機能が使える点だと思います。IPアドレスだけでは完璧でないアクセス元の居場所。ロケーションを隠す機能を使えば、デバイスの位置情報も隠すことが出来るというものです。どの程度完璧にこの機能が動作してくれるかは、検証の余地がありますが、なかなか良い機能だと思っています。
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